竹沢うるま写真展
「世界の中心」は、一体どこにあるのだろうか?
世界の中心は一体、どこにあるのか。
本写真展は約60点の写真群でその問いを提示します。
撮影地は、インドネシア、インド、ベナン共和国、ペルー、モンゴル、日本。
広大な草原、標高5000メートルを超す山々、茶褐色の乾燥した大地。我々が普段生活している世界とは全く異なる風景のなかで、独自の価値観や伝統を大切にしながら生きる人々を捉えた写真たち。彼らの目線と対峙するとき、本写真展のテーマである「世界の中心」についての疑問が、鑑賞者のなかに湧き上がります。私達がいま立っているところが中心なのか、それとも、いわゆる“僻地”と言われる彼らが立つ場所が中心なのか。写真のなかでこちらを見つめる人々の視線に見つめられるとき、私達が信じる世界の中心が揺らぎ、世界の見え方が大きく転換します。
140を超す国と地域を旅してきた写真家竹沢うるまによる4年ぶりの新作発表。
2021年発表の「Boundary | 境界」シリーズから続く最新作。
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“世界は我々を中心に回転しているのか、それとも彼らを中心に回転しているのか。
私達はいま一度、天動説と地動説の論争をやり直す時期に来ているのかもしれない”
(竹沢うるま)
竹沢うるま写真展
「Boundary | 中心」
キヤノンギャラリー銀座
2025/12/09~12/24
休館日 日・月・祝日
10:30-18:30 | 入場無料
キヤノンギャラリー大阪
2026/02/17-02/28
休館日 日・月・祝日
10:00-18:00 | 入場無料
- ギャラリートーク
キヤノンギャラリー銀座
2025/12/13 14:00-14:45 先着50名
2025/12/20 14:00-14:45 先着50名