旅行記「ルンタ」 – Rlung Rta
チベット文化圏を巡り、祈りへの道を進む!!
天空の世界で捧げられる祈りと現実。
その狭間を一人の旅人が歩く。
インド・ラダック地方、ネパール・旧ムスタン王国、中国青海省・四川省、そして厳冬期に現れる幻の氷の川。
寒さに凍え、薄い空気に喘ぎながらも、祈りと共に生きる人々を訪れる旅の日々。数年前に出会ったチベット族の青年と中国公安との諍いの瞬間。その出来事の意味を知るために、また自身の存在理由を求め、前に向かうための道を探る。
日本ではあまり知られていないチベット文化圏を知る事ができる内容であり、読むとヒマラヤの風がふっと身を包み、世界が広がる一冊。
【出版社より】
ルンタとは風の馬のこと。チベット仏教圏で目にする赤、白、緑、黄、青の五色の旗。タルチョと呼ばれるその旗には、経文とともに風の馬が描かれている。ひとたび風が吹けば、祈りはルンタとともに風に乗って大地を駆け、世界の隅々まで行きわたる。足かけ3年、チベット仏教圏を巡った祈りの旅の記録―。
旅行記『The Songlines』の続編であり、写真集『Kor La』の対となる一冊。
長い旅が終わる完結編。
- 出版社:
- 小学館
- 判型:
- 四六版 188 x 132 x 25 mm
- ページ数:
- 256
- 写真点数:
- 10
- 価格:
- ¥ 2,750 税込